# ビジネス導入
カギスル導入提案【部長向け】費用対効果とリスク管理
部長向けカギスル導入提案資料。業務効率化による工数削減効果(年間約50万円)、セキュリティリスクの低減(パスワード漏洩リスク排除)、顧客満足度向上、費用対効果、競合比較を詳細に解説。意思決定に必要な情報を網羅しています。
1. 導入による効果
業務効率化による工数削減
現状の課題
- パスワード付きZIPファイルの作成・送信には数分の時間が必要
- パスワードを別メールで送信する手間
- パスワードを忘れた際の問い合わせ対応(Gartner調査によると、全ヘルプデスク問い合わせの20-50%がパスワード関連)
- 誤送信時の緊急対応工数
導入後の改善効果
月間100件のファイル送信を行う組織の場合:
| 項目 | 削減時間/月 | 年間換算 |
|---|---|---|
| パスワード作成・送信作業 | 200分 | 40時間 |
| パスワード問い合わせ対応 | 4時間 | 48時間 |
| 誤送信対応(月1件想定) | 3時間 | 36時間 |
| 合計 | 約10時間 | 約124時間 |
工数削減効果: 年間約50万円(時給4,000円換算)
2. セキュリティリスクの低減
2020年11月、政府がパスワード付きZIPファイル(通称「PPAP」)の利用廃止を表明したことで、多くの企業がファイル共有の見直しを迫られています。しかし、代替手段として導入されたクラウドストレージやファイル転送サービスにも、新たなセキュリティリスクが潜んでいます。
従来手法のリスク
パスワード付きZIP
パスワード付きZIPファイルは、総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)に対して脆弱です。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調査によると、8文字以下のパスワードは数時間から数日で解読される可能性があります。また、パスワードを同一メールまたは連続するメールで送信するため、メール経路が傍受された場合、ファイルとパスワードの両方が漏洩するリスクがあります。
- 総当たり攻撃に脆弱
- パスワード使い回しによる漏洩リスク
- 同一メールでの送信による傍受リスク
ファイル転送サービス
多くのファイル転送サービスでは、共有URLを知る全員がファイルにアクセス可能な設定となっています。URLが誤って公開されたり、転送されたりすると、意図しない第三者にファイルが閲覧される危険性があります。
- URLを知る全員が閲覧可能
- アクセス権限設定ミスによる漏洩
- サービス側のデータ漏洩リスク
クラウドストレージ
クラウドストレージでは、共有リンクの設定ミスが頻繁に発生しています。「リンクを知っている全員」の設定で共有したつもりが、検索エンジンにインデックスされてしまうケースも報告されています。手軽に共有できる反面、理解不足や誤操作による漏洩リスクがあります。
- 共有リンクの漏洩
- アクセス権限の誤設定
- 第三者による不正アクセス
カギスルによるリスク低減
パスワード漏洩リスクの根本的排除
カギスルはGoogle、Microsoft、Apple等の主要IT企業が採用している信頼性の高いパスキーと呼ばれる認証方式を使用しています。これによりカギスルでは、パスワードや共有URLといった「共有すべき秘密情報」が存在しないため、情報漏洩の原因となる要素を根本的に排除できます。
- パスワード共有、共有リンクが不要(漏洩の原因となる情報を共有しない)
- パスキーとメール認証による本人確認
- パスワードの使い回しリスクがゼロ
指定した相手のみ開封可能
カギスルでは、施錠時に受信者のメールアドレスを指定します。解錠時には、まずメールアドレス認証(ワンタイムコード)で本人確認を行い、次にパスキーまたはパスワード認証で二重の認証を実施します。この二段階認証により、なりすましを技術的に防止します。
- メールアドレス認証とパスキーの二重認証
- なりすまし防止
- 第三者による不正アクセスの技術的排除
ファイル自体が暗号化
カギスルは、米国国立標準技術研究所(NIST)が策定した強度の高い暗号方式を採用しています。ファイルは利用者のPC上で暗号化されてからサーバーにアップロードされるため、仮にサーバーが侵害されても、平文のファイルが漏洩することはありません。
- 漏洩時も安全(暗号化されたファイルのみ共有)
- 送信経路での傍受リスクを排除
- クラウドストレージの設定ミスでも安全
アクセスログで開封履歴を記録
法人向け機能では、誰がいつファイルを開封したかを記録できます。この機能により、情報漏洩時の原因追跡が可能となり、監査証跡としても活用できます。
- 誰がいつファイルを開封したか記録
- 監査証跡として活用可能
- 情報漏洩時の原因追跡が可能

3. 情報漏洩リスクへの備え
日本ネットワークセキュリティ協会「インシデント損害額調査レポート第2版」によると、情報漏洩事故が発生した場合、中小企業でも数千万円単位、場合によっては億単位の損失が発生します。事故調査費用として300万円から400万円、問い合わせ対応のコールセンター設置で3ヶ月間700万円から1,000万円程度が必要となります。
損害賠償金は判例上、1人あたり3,300円から35,000円程度が相場です。仮に1,000名分の個人情報が漏洩した場合、賠償金だけで数百万円から数千万円規模となります。さらに、信用失墜による顧客離れや取引先との関係悪化など、金銭換算できない無形の損害も発生します。
カギスルは月額1人あたり1,500円から利用可能で、年間1人あたり18,000円の投資により、数千万円規模の損害リスクを低減できます。FIDO2と公開鍵暗号方式により、パスワード漏洩による不正アクセスのリスクを根本的に排除できます。
- 事故発生時の損害額は中小企業でも数千万円規模
- 年間投資額に対して極めて高い費用対効果
- 情報漏洩事故そのものの発生を予防

4. 顧客満足度の向上
取引先の負担軽減
受信者側のメリット
- パスワード入力の手間を削減
- 事前のアカウント作成不要で即座に受け取り可能
- パスキーで直感的に開封可能
セキュリティ意識の高い取引先への対応
- パスワード付きZIPを受け取らない企業が増加傾向
- より安全な共有手段として提案可能
- 取引先からの信頼性向上
5. 費用
導入費用
基本機能: 無料
- 施錠・解錠は無制限
法人向け追加機能: 月額制
- グループ機能
- アクセスログ機能
- 組織名義での運用
月額料金の詳細
- 基本料金:月額19,800円
- 従量料金(一人当たり):月額1,500円
ただし従量料金は5人を超えた分のみ発生します。5人以下で利用する場合は、一律基本料金のみです。50人で利用する場合は45人分の従量料金がかかります。
費用の特徴
- 容量課金なし: 定額制で安心
- 送信件数による追加課金なし: 何件送っても料金は一定
- 受取人分の費用負担は不要: 基本機能が無料提供のため、送り先の分は費用負担が不要

6. リスクと対策
従業員の習熟期間
対策
- 直感的なUI設計で操作が簡単
- サポート: オンラインマニュアル・メールやチャットによるサポートあり
取引先の対応可否
ほとんどの場合でカギスルが利用可能です
- 受信者は事前のアカウント準備不要、Webブラウザのみで対応可能
- パスキー非対応の場合: メール・パスワード認証で代替可能
- 既存ツールとの併用: メール、チャット等、従来の送信手段をそのまま使用可能
7. 費用対効果のまとめ
年間削減効果
定量的効果
- 工数削減: 年間約50万円(月100件送信の場合、時給4,000円換算)
- パスワード管理コスト: ゼロ
- 誤送信対応コスト: 大幅削減
定性的効果(定量化困難だが重要)
- セキュリティインシデント防止による損失回避
- 顧客満足度向上による取引関係強化
- 従業員の業務ストレス軽減
- 企業の情報セキュリティ意識の向上
投資回収
投資額: 基本機能は無料、法人機能は月額制
ROI(投資回収期間): 法人機能を導入しても、年間削減効果により短期間で回収可能
8. 競合サービスとの比較
| 項目 | カギスル | パスワード付きZIP | クラウドストレージ |
|---|---|---|---|
| パスワード管理 | 不要 | 必要 | 不要(但しアクセス権限設定が必要) |
| セキュリティ | パスキー・公開鍵暗号 | 総当たり攻撃に弱い | アクセス権限ミスのリスク |
| 受信者の事前準備 | 不要 | 不要 | アカウント必要な場合あり |
| 既存ツール連携 | 全て対応 | 全て対応 | サービス依存 |
| コスト | 基本無料、法人機能は月額制 | 無料 | サービスによる |
| アクセスログ | あり(法人機能) | なし | サービスによる |
9. 導入スケジュール
| フェーズ | 期間 |
|---|---|
| ヒアリング・提案 | 1週間 |
| 社内稟議・承認 | 2週間 |
| 契約手続き | 1週間 |
| 利用開始・社内展開 | 即日可能 |
想定期間: 約1ヶ月
10. 次のステップ
- 情報システム部門へのセキュリティ審査依頼
- 稟議書の作成・提出
- 契約手続き
- 社内展開計画の策定
ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
参考文献
- Password Reset Calls Are Costing Your Org Big Money | BleepingComputer
- 情報システム部門の担当者の6割以上が社内ヘルプデスク業務の負荷を実感 | キヤノンマーケティングジャパン
株式会社IDEOJ カギスル
- Webサイト: https://kagisuru.com
- お問い合わせ: お問い合わせ・資料請求フォーム